サラリーマンは2度会社を辞める

梅屋敷ランダムウォーカー経由で知った本を読んでみました。

著書の楠木新氏は、会社員でありながら、40歳後半で組織の中で働くということに悩み、休職します。その中で、執筆活動をしながら復職し、個人と会社組織の付き合い方についての本を仕上げています。

自分なりの感想を書いてみたいと思います。(本署を読んだという前提で。)

 今自分は30代後半、本著でいうところの「こころの定年」を迎える時期に当たる。自分の場合、就職してから10年間を全力で走ってきたという実感はないまま、15年が過ぎた。しかし、これからこの組織で学べることや、成長できるという実感を得ることはなさそうだ。このまま残りの20年間を、仕事だけで生きていくのは、とてももったいないことだと感じている。

 自分は30代前半から半ばにかけて、人生を消化試合的に過ごしてきた時期がある。結婚し家族ができ、家族の人生についてまで責任を負うような感覚があり、仕事を辞めることができない、と自分を縛り付けた。定年までの残りの年数、ただ仕事をこなして、家族のために給料を持ちかえるだけの人生を強くイメージした。そして、それに抗うかのように、自分の趣味のランニングにがむしゃらになることで、その呪縛から逃れようともしていた。

 本著を読んでかなり気が楽になった。その中で大きかったのは、人生の終点から残りの人生を見つめなおしてみるということだ。こころの定年を迎える40歳は人生の後半戦に当たる。人生はもう半分しか残っていないという視点で人生を見てみると、それを楽しまないのはとてももったいないことだと思えるようになった。自分の人生が終わるとき、仕事の契約を何件とってきたと自慢する人はいないだろう。定年が人生の終着点であればそれでもいいというか、仕方がないと思うが、今や人生80年時代である。仕事だけにすべてをささげていては、逃げ切れないというのは理解できる。人生を終えるときに「わが人生に悔いなし」と言うためには、自分と向き合い、何かを見つけなければならない。 しかし、その何かを見つけるという作業はとても大変なことのようだ。にわか仕込みの趣味や習い事では、暇つぶしにはなっても、人生を掛けるべきものとはなりえないだろう。

 自分の場合も、簡単に掛けるべきものにたどり着ける感じはしない。でも、最近少しは前進しつつあるという感覚もある。何より今までは消化試合だった。ただ時間が過ぎていけば、子供は大きくなり、定年までの年数を確実に消化できる。そんな気持ちで今まで過ごしてきた中で、今はなんとなく楽しいのだ。今まで興味も関心もなかったこと(難しいことにふたをしていただけ)興味を持ち、理解しようと努力するようになった。そして自分なりに解釈して行動に移す。子育てにしても、子供にどう接すれば、まっすぐに育ってくれるのか、などということについて考えながら子供と接するようになった。家計管理、投資にしても、難しいから今まで蓋をして目を背けていただけだ。難しいこと、わからないことに対して挑んでいくという姿勢に変わっていったと思う。

 もうひとつ、複数の自分を持つということも、会社を続けるかやめるかという二者択一の袋小路に陥らないためにも、大事な要素だという。自分は30代前半の時、仕事に縛られているという事実から逃れるために、趣味のランニング漬けになっていた時期がある。しかし、この時期も不安定だった気がする。ランニングの成果はタイムで表現することができる。そして、タイムの部分を追求し続けても、人間の肉体には限界がある。一生涯にわたって自己ベストを追求することはできず、年齢的な衰えも確実に訪れる。タイムを求めるランニングは、老いに逆らえないという現実から見ると、将来確実に破たんする。しかし、当時はその意味が分からなかった。少しでも早く仕事を終えて帰宅し、ランニングをしなければならないという強迫観念に迫られていたようにも感じる。
 もっともっと視野を広げて、複数の自分を持てるようになりたい。もちろん簡単には見つけられないだろうが、今までランニングに向けていた巨大なエネルギーの何割かを向けてみれば何かを得られそうな気もする。

自分の残りの人生を楽しむ為に、参考になる本でした。
焦らず、確実に進んでいきたいです。

 
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結婚式

先日、30代前半の友人の結婚式に出席してきました。

人の幸せそうな顔を見るのはいいもんですね。自分にも幸せを分けてもらえた気がします。

自分も結婚して7年が過ぎ、色々なことがありました。子供の誕生、職場環境の変化、それに伴う夫婦間の人間関係の変化。
結婚1年目の二人が、迷いのない顔で幸せを誓い合っている様と、それを結婚7年生の自分が複雑な表情で見つめる。
2次回では、結婚12年目で子供二人の友人が最近離婚したことを知り、その思いはさらに複雑になりました。

そんな自分の子供っぽい感傷を吹き飛ばすくらい幸せムードいっぱいの結婚式でした。
結婚した友人は、決して器用なタイプではないけれど、裏表がなく、いいやつです。思い出ビデオが流れる場面やあいさつのたびに、爆笑や突っ込みを入れられながら、式は進んでいきました。自分は彼のようなタイプの人間ではないので、自然、羨ましくなりました。

余興では、AKBの恋するフォーチュンクッキーの踊りをやりました。総勢25人が会場をところ狭しと踊りまわったので、かなりのインパクトを与えたと思います。私と彼は同じランニングチームに所属していて、そのメンバーで踊りました。約1か月前からパソコンの動画でコツコツ5分の朝活を実施。リズム感や踊りは相当な苦手分野でしたが、練習のおかげでそれなりの結果はだせました。付け焼刃よりもコツコツが実り、ちびっと嬉しかったです。

結婚の年数。
投資家としての年数。
何か通じるところがあるような気がして、書いてみました。

無リスク資産とリスク資産

虫とり小僧さんのブログをのぞきながら思ったことです。

いつか子供に伝えたいお金の話

虫とりさんのブログ、いつも楽しくブログを拝見させていただいております。時にう~んと唸らされ、時に声を出して笑ってしまいながら楽しく投資の勉強をさせていただいております。

さて、投資初心者の私はまだまだ勉強が必要な立場なので、ブログや本を読んだりしています。その中で、最近思うのは、

私ごときがファンドや経済全体の仕組みや成り行きをほんの少し知ったところで、運用成績には全く影響しないのではないか、ということです。色々と知識を増やして、ちょろちょろといじくってみたところで、良いファンドを毎月自動的に積み立てる運用に勝てないのではないかと思うのです。

この考えを前提とすると、良いバランスファンドを選んでしまって、あとはバイアンドホールド。そしてその管理は、リスク資産と無リスク資産の保有の割合という観点のみで把握する方法が、一番簡単で分かりやすいのではないか、と思うようになったのです。

虫とりさんは自身のブログの中で「アセットアロケーションの決め方」という記事を全10作で書いていて、そのうち5つまでを無リスク資産とリスク資産の保有の割合の説明にさいています。

アセットアロケーションの決め方

虫とりさんの無リスク資産の定義は定期預金、MMF、MRF、個人向け国債までで、野村BPIに連動の日本債券ファンドはリスク資産と分類しています。そして無リスク資産とリスク資産の保有の割合を大変重要視しています。


リスク資産を運用していくうえで、この考え方は大変わかりやすいと思います。

例えば総資産1000万円の人が、500万円を運用し、残りを生活防衛資金として投資をしていくとします。

500万円を定期預金、500万円をセゾンバンガードに投資したとします。

大ショック時のセゾンバンガードの下落は35%くらいを想定します。

さて、100年に一度のショックが来ました。

500万円の投資額は325万円になってしまいました!


心理的にもかなりきつそうです。

でも総資産は825万円です。

これならなんとなく、耐えられそうな気もします。
これが私のリスク許容度だったのですね!


そうです!何パ-セントのリスクとリターンの商品を保有するというのも、もちろん大切です。でも、どのくらい買うかというのも、それ以上に大事なことだと思います。

そのことにやっと気づきました。

いつかくる暴落の篩(ふるい)にも耐えられるように、相場がいい時ほど地に足を付けていきたいです








カンガルーぽけっと

子供名義の口座での投資を考えてます。


表題は私が口座を開いている、セゾン投信のこども口座の愛称です。我が家には6歳の長男と3歳の長女がおりますが、この二人の名義で口座を作って、毎月の積立にしていきたいと思っています。私の意図と、子供口座を作る証券会社や投信会社の意図するところは、そう離れてはいないと思います。少し大げさかもしれませんが、子供に対するお金の教育です。

さて、SBI証券やマネックス証券でも子供口座があるらしいのですが、セゾンにした理由は、2本のファンドしかないからです。良さそうなファンドに次々と目移りしてしまいそうな浅はかな自分の欲望を封殺するには「選択肢がない!」方が続けられそうだと思ったからです。

投資の勉強をさせてもらっている、虫とり小僧さんのブログで、ご自身の子供さん名義の口座を開いておられるという記事も読みました。
虫とり家では、お年玉やお祝いでもらったお金の半分を貯蓄と投資に回し、20年後ぐらいに子供さんに引き継ぐとのルールのようです。そして、子供さんが中学校や高校生になるなどしたら、今のルールを変更させながら続けてみたいとのことでした。

我が家で、お祝いのお金を投資すると言ったら、嫁さんの強硬な反対にあいそうなのでやめておきます。お祝い等は預貯金に入れて、私の投資予定資金を子供名義にして運用していくつもりです。

具体的にやってみたい方法として、二人の子供の口座を開き、片方はバンガードファンドを積立、もう片方を達人ファンド(我が家唯一のアクティブファンド)に積立をしていきたいと思っています。毎月同じ金額を同じ期間、全くいじらずに積み立てていくつもりです。

ちなみに、嫁さん名義でemaxisバランスファンドも同額で積立中です。

嫁さん、子供ともに資産運用についての意識が高まってくれるといいなあ、と思いながらこそこそと動いています。
プロフィール

カトヒレ

Author:カトヒレ
既婚、子供二人のアラフォー公務員です。節約&投資で50歳アーリーリタイヤを目指します。

現在までの運用状況
預金      1000万              投資信託   2500万          株、ETF     200万             保険       200万
運用方針
インデックスファンドをメインに、ETF、個別株にもちょこちょこ投資しています。具体的な金額を公開しながら、生々しい取引の状況などを見てもらいたいです。
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私なりのインデックスの解釈です インデックスとは指数のことです。指数には日経平均株価、TOPIX、ダウ、S&P500、MSCIコクサイなどがあります。投資信託で投資をすることで30か国の3000の会社の株価や債券の平均に投資をするということも可能です。要は一つの会社の株を買うわけではないので、素人でもプロと同等以上のリターンをすることを期待します。(その代り、大儲けもできない地味な投資です)私は、世界経済全体の成長を信じてますので、その成長に乗せてもらい、年間4~5%のリターンを狙いながら投資をしていくつもりです。目標資産は1億円です。
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