人生後半のポートフォリオを再読しました

インデックス投資ブログ経由で読んだ本です。


人生後半戦のポートフォリオ
時間貧乏からの脱出


リタイヤブログを見るような人からすれば、有名な本だと思います。

副題が「時間貧乏からの脱出」とあるように、人生における時間の位置づけをメインテーマとしています。

一年ほど前に読んで、ふーん、とういう感じでしたが、再読しました。

リタイヤについて、大して興味もなかった時期に読んだので、それほど強く印象には残っていなかったのですが、再読は面白かったです。読み手の問題なのでしょうね。

多分、リタイヤなどに興味のない、普通の会社員が興味を持つことはないと思います。





自分時間と他人時間


自分時間とは、自分が自由にできる時間です。


自分が自由にできない時間は、他人時間です。自分が本来やりたいことをできない時間です。

自分時間とは、自分が望んでいることをやっている時間です。仕事が楽しければ、それは自分時間を楽しめています。こういう人は、ベンチャー企業の社長、中小企業の猛烈経営者、作家、自営業、芸術家などが多いそうです。好きなことを仕事にしているので、楽しくて、やらされ感はゼロです。


他人時間は、自分の自由にならない時間です。仕事が楽しくないのに、働いている人は、自分時間を他人時間に奪われています。楽しい、楽しくないと一口に言っても、100%楽しい人、50%楽しい人、楽しい要素は0%の人など、それぞれでしょう。一つの目安として、仕事が60%くらい楽しいと感じられれば、自分時間を大幅に奪われているのではない、となるそうです。

普通の人は20歳前半から社会で働きはじめ、60歳まで働きます。この時期の自分時間は、少なくなりがちです。仕事は楽しくないけど、生活や家族を養うために必要だから続けるという人が多いでしょう。会社で働くという他人時間に自分時間を埋没させてでも働いています。

しかし、やりたくもない仕事を続けたとしても、定年して60歳からは、自分時間が大幅に増えます。このときに、何をしていいのかわからない人が多いそうです。会社以外での生き方を知らないので、やることもなくテレビの前でゴロゴロする。自分で時間の使い方が分からないので、妻の買い物にまでついていって鬱陶しがられる。会社で役員などの役職をプライドに頑張ってきても、やめればただの人になるということに耐えられない。自分時間と他人時間について考えてこなかったツケとでもいうのでしょうか。現役時代から、リタイヤ後の時間の使い方を考えていないと、思わぬ落とし穴に落ちてしまうかもしれません。


1 一日の時間を長く感じ、一年が過ぎるのはあっという間。
2 一日の時間が短く感じ、一年が過ぎるのに何年も感じる。

自分時間を楽しめていない人は、1の人だそうです。

毎日が充実している人は2の人で、あっという間に一日が終わってしまいます。充実した日々で積み重ねた知識や技術、思い出などは、何年分もの価値がある。

自分時間を楽しみ、充実させることが大切だそうです。





金は時なり


自分の時間を他人(会社)にささげることで、お金に換金します。

ハードな会社員生活を送っていると、自分時間が少ない人も多いでしょう。

本の序盤に、会社員の時給を計算する方法が出てきます。

一年で250日出勤して、一日の仕事時間が8時間なら、年収を2000(時間)で割る。

年収800万円÷2000時間=時給は4000円となります。

これより、労働時間が多ければ、時給は下がり、労働時間が少なければ時給は上がります。


さて、筆者は何年にも渡り、数十人の人の時給を調べたそうです。そしてこんな質問をしたそうです。

いくらもらえれば、会社でさらに1時間多く働きますか?

時給ピタリの人もいれば、3万円と答える年収700万円の会社員もいるそうです。

時給3万円の人の年収は6000万円になります。(2000時間の労働で)

回答する金額と、実際の時給がかけ離れていればいるほど、嫌々仕事をしている傾向が高いそうです。

嫌々仕事をしている状態とは、自分時間が少なく、他人時間が多いということです。

もっと、趣味や家族サービスなど、自分がやりたいことに時間を使いたいのにそれができない。

自分時間の欠乏状態だそうです。

1分でも1秒でも自分の自由になる時間がほしい。もう一時間も多く働かされるなら、3万円くらいもらわないと、割に合わない。こんな思いだそうです。

繰り返しになりますが、仕事を60%くらい楽しいと感じられれば、自分時間の割合がそれなりにある基準になるそうです。




物は少なくしよう


自分時間は財産です。それは働くことによってお金に変換することができます。

会社員で40年間働けば、2~3億円の年収は稼げます。

自分時間で稼いだお金は、物に変換することができます。

家、車、装飾品、サービスなど。

物をたくさん所有したい人は、たくさんの自分時間を切り売りして、お金を稼がなければなりません。

物欲を少なくすれば、切り売りする自分時間は少なくて済み、自分のやりたいことをできます。

物欲が極端に少ないミニマリストは、自分時間の時間持ちです。低収入でも生きていけるので、働きたくなければ働かなくてもよくなるでしょう。世間的にはニートに見えるようでも、そういう人達は充実していることでしょう。

同じニートやホームレスでも、望んで働かない人と、望まずニートになった人は大違いです。望まずにニートになっている人は、自分時間の使い方を知っているとは思えません。


物欲をシンプルにすれば、必要以上に自分時間をささげて働く必要はなくなります。

自分時間を自分の望むように楽しむことこそが、人生の最大の醍醐味です。

自分時間を楽しむ方法を見つけて、物欲に縛られずに人生の主人公になろう。

そういう人が、人生の勝利者である、と筆者は言います。






時間は金になる。金は物になる。

物を得る金を稼ぐために、膨大な自分時間を捻出するのは辞めるべきだ。

自分が必要だと思う金と物の基準を持ち、自分時間を最大限楽しもう。

人生の最大の財産は時間なのだから。




まとめると、こんな感じですかね。

いい本でした 。



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カトヒレ

Author:カトヒレ
既婚、子供二人のアラフォー公務員です。節約&投資で50歳アーリーリタイヤを目指します。

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