子供が転倒、骨折、入院!医療保険の効果は?
先日、子供が下校中に路上で転倒し、左ひじを骨折しました。
3学期終了が近く、両手に荷物を持った状態で帰宅中、どぶの蓋に足を取られて転倒したらしいです。
私は、たまたま休みで家にいたのですが、子供が帰宅してすぐに異変に気がつきました。
手が痛いというので、肘付近を確認してみると、異常な腫れ方をしていて、本人も真っ青な顔をしています。
あっ!これは折れているかもしれない、と直感し、病院に連れていきました。
地域で最大級の総合病院に連れていき、整形外科でレントゲンとCTを取ったところ、骨折が判明しました。
お医者さんが言うには、子供の骨は発展途上であり、手術しないと、きちんと繫がらなくなる恐れがあるそうです。
ということで、当日入院、翌日手術、翌々日に退院ということになりました。
手術は全身麻酔で、左肘付近を切開し、折れた骨同士をワイヤーで引っ張ってくっつけるというものです。
入院は個室で、差額ベッド代は3000円でした。8畳くらいのスペースで、私が付き添いで二日間泊まり込みしましたが、それほど窮屈に感じませんでした。
手術は無事に終了し、予定通り二日で退院できました。
入院に掛かった費用
医療費は、取りあえず内金で3万円納めて退院しました。
小学校に入る際に、学校からの強い勧めで、子供保険(医療保険と個人賠償責任保険などが含まれているもの)に加入しました。
私は、必要性はないと思いながらも、角を立てても仕方がないので加入しました。
病院側も事情を知っているようで、その子供保険から降りる保険金と掛かった医療費を相殺するので、取りあえず、内金で3万円お願いします。ということでした。
さて、この子供保険、どれほどの必要性があるのかという話です。
今回、子供の受けた手術費は、保険適用前の金額で50~100万円と想定します。
間を取って70万円としましょう。
それが、3割負担なので、23万円になります。
そこから、高額療養費の適用となり、9万円弱となります(計算式は省略します)。
さらに、職場の健康保険の制度で、1カ月の医療費は最大で25000円までというルールが適用されるので、9万円の負担が25000円となります。(規模の大きな会社や公務員にはこの制度があるようです)
医療費は25000円
入院の差額ベッド代は3000円×2=6000円で、日用品や食費などの諸雑費と合わせて1万円とします。
こちらには公的保険は適用されないので、そのまま1万円です。
諸雑費は10000円
合わせて、今回入院と手術にに掛かった費用は、たったの35000円と見込まれる。
これだけ厚い公的保険の保障があれば、医療保険はいらないと思います。
子供保険の保障範囲を推測
今回受けた手術の種類などを正確に調べた訳ではないので、ザックリとした推測になります。
医療保険は入院日額5000円などという入院費用と手術給付金が給付されます。
手術給付金は受けた手術の種類に応じて、入院日額の5、10、30倍が給付される、というものです。
今回の場合は、2日間の入院と手術なので、
入院給付金は5000円×2日=1万円
手術給付は、どの倍率が適用されるのか調べてませんが、
5000円×5倍なら25000円
5000円×10倍なら5万円
5000円×30倍なら15万円
となります。
給付金額は最大で15万円+1万円=16万円となります。
この給付額をもらえてお得と、考える人は保険に入っていて良かった、となるのでしょうか?
私としては、保険で得をするという考え方は間違っていると思うので、やはり、医療保険は必要ないと思います。
医療保険は不必要だと思いながら、一つ疑問が湧きました。
民間の医療保険の給付と、会社の健康保険からの支給(月に25000円まで)がダブルで適用されるのか?
適用されると、結構お得になるケースが考えられます(手術給付金で30万円くらい得するかも)
私の好きな、歪みの匂いがプンプンとします(笑)
少し、ネットで調べてみましたが、わかりやすい情報は見つかりませんでした。
おいおい、調べてみたいと思っています。
私は、こういうマニアックなルールや制度を調べるのが好きな変わり者です。
しかし、普通の人は、こんなこと調べるのは面倒で、やりたくないでしょう。
こういうマニアックで、わざと分かりづらく作ってある制度を普通の人にわかりやすく説明する。
そして、顧客が損をしない選択をするためのアドバイスをする。
本来のFPの役割って、そういうことだと思うんですが、現実はかけ離れてますね。
3学期終了が近く、両手に荷物を持った状態で帰宅中、どぶの蓋に足を取られて転倒したらしいです。
私は、たまたま休みで家にいたのですが、子供が帰宅してすぐに異変に気がつきました。
手が痛いというので、肘付近を確認してみると、異常な腫れ方をしていて、本人も真っ青な顔をしています。
あっ!これは折れているかもしれない、と直感し、病院に連れていきました。
地域で最大級の総合病院に連れていき、整形外科でレントゲンとCTを取ったところ、骨折が判明しました。
お医者さんが言うには、子供の骨は発展途上であり、手術しないと、きちんと繫がらなくなる恐れがあるそうです。
ということで、当日入院、翌日手術、翌々日に退院ということになりました。
手術は全身麻酔で、左肘付近を切開し、折れた骨同士をワイヤーで引っ張ってくっつけるというものです。
入院は個室で、差額ベッド代は3000円でした。8畳くらいのスペースで、私が付き添いで二日間泊まり込みしましたが、それほど窮屈に感じませんでした。
手術は無事に終了し、予定通り二日で退院できました。
入院に掛かった費用
医療費は、取りあえず内金で3万円納めて退院しました。
小学校に入る際に、学校からの強い勧めで、子供保険(医療保険と個人賠償責任保険などが含まれているもの)に加入しました。
私は、必要性はないと思いながらも、角を立てても仕方がないので加入しました。
病院側も事情を知っているようで、その子供保険から降りる保険金と掛かった医療費を相殺するので、取りあえず、内金で3万円お願いします。ということでした。
さて、この子供保険、どれほどの必要性があるのかという話です。
今回、子供の受けた手術費は、保険適用前の金額で50~100万円と想定します。
間を取って70万円としましょう。
それが、3割負担なので、23万円になります。
そこから、高額療養費の適用となり、9万円弱となります(計算式は省略します)。
さらに、職場の健康保険の制度で、1カ月の医療費は最大で25000円までというルールが適用されるので、9万円の負担が25000円となります。(規模の大きな会社や公務員にはこの制度があるようです)
医療費は25000円
入院の差額ベッド代は3000円×2=6000円で、日用品や食費などの諸雑費と合わせて1万円とします。
こちらには公的保険は適用されないので、そのまま1万円です。
諸雑費は10000円
合わせて、今回入院と手術にに掛かった費用は、たったの35000円と見込まれる。
これだけ厚い公的保険の保障があれば、医療保険はいらないと思います。
子供保険の保障範囲を推測
今回受けた手術の種類などを正確に調べた訳ではないので、ザックリとした推測になります。
医療保険は入院日額5000円などという入院費用と手術給付金が給付されます。
手術給付金は受けた手術の種類に応じて、入院日額の5、10、30倍が給付される、というものです。
今回の場合は、2日間の入院と手術なので、
入院給付金は5000円×2日=1万円
手術給付は、どの倍率が適用されるのか調べてませんが、
5000円×5倍なら25000円
5000円×10倍なら5万円
5000円×30倍なら15万円
となります。
給付金額は最大で15万円+1万円=16万円となります。
この給付額をもらえてお得と、考える人は保険に入っていて良かった、となるのでしょうか?
私としては、保険で得をするという考え方は間違っていると思うので、やはり、医療保険は必要ないと思います。
医療保険は不必要だと思いながら、一つ疑問が湧きました。
民間の医療保険の給付と、会社の健康保険からの支給(月に25000円まで)がダブルで適用されるのか?
適用されると、結構お得になるケースが考えられます(手術給付金で30万円くらい得するかも)
私の好きな、歪みの匂いがプンプンとします(笑)
少し、ネットで調べてみましたが、わかりやすい情報は見つかりませんでした。
おいおい、調べてみたいと思っています。
私は、こういうマニアックなルールや制度を調べるのが好きな変わり者です。
しかし、普通の人は、こんなこと調べるのは面倒で、やりたくないでしょう。
こういうマニアックで、わざと分かりづらく作ってある制度を普通の人にわかりやすく説明する。
そして、顧客が損をしない選択をするためのアドバイスをする。
本来のFPの役割って、そういうことだと思うんですが、現実はかけ離れてますね。
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