トランプラリーで思うこと

12月になりました。


2016年も残すところあとわずかです。


年初からの相場の下落と円高で、今年中に投資の含み損を脱出することはないだろうと思っていましたが、トランプラリーでリスク資産が上昇中です。







リスク許容度について






11月8日のアメリカ大統領選のあった日(日本は9日)、仕事が休みだったので、一日中テレビで開票結果をチェックしていました。


クリントン氏有利と大方の人が思っていたのでしょうが、トランプ氏が終始リードで開票が進んでいきました。


日経平均株価と円相場を確認しながら開票の状況を見ていると、トランプ氏有利が伝わるにつれ、円高株安が進行。



まさに、市場が青ざめているという感覚が伝わってきました。




その日の終値は前日から900円以上も下げ、明日はどうなることやら、と思っていたら、翌日は急反発で1000円超の値上がり。








トランプ氏の勝利宣言が、以外にもマトモだったのが理由だったとか。








それから約1か月、円安と株高が進行。


私の含み損も大分少なくなりました。


一時期は300万円を超えていた含み損は、最近は30万円くらいになりました。













リスク許容度について考えてみます。






今年の私の投資の最大時の損失は300万円以上で、下落率にすると15%くらいでした。



6月24日のブレグジットの辺りだったと思います。



日経平均が15000円割れ、ドルも100円を割りました。




このときの損失は350万円くらいだったと思います。





この損失を見て、私はリスク資産を売ろうとは思いませんでした。




含み損は確かに気持ちのいいものではありませんが、このくらいの下落は当然考えられるポートフォリオを組んでいる訳ですから仕方がないと考えることができました。








私が投資をしているバランス型のインデックスファンドでも





期待リターン4%

標準偏差(リスク)13%




くらいと考えています。










私のザックリとした認識ですが、



上記のリスクとリターンのポートフォリオを組んで一年間経った場合、


1標準偏差の場合、68%の確率で


17%から-9%のリターンの幅に収まる。(4%+13%または、4%-13%)






そして、2標準偏差の場合だと


95%の確率で


30%から-22%のリターンの幅に収まる(13%×2+4%または-13%×2+4%)





だから、2標準偏差を超えるような、リーマンショック級の不況が来れば、-30%というリターンになりうる。







ふむふむ、なるほど。





じゃあ最大損失を-30%と考えればいいのか、というと、そういうわけでもないようです。



5%の確率で2標準偏差が来るとして、それが2年続けて訪れることもありうる。



5%×5%だと、1000回に2.5回になります。


1000年に2.5回は、この不況が続くこともある。
















理屈では年間で30%の下落があり得ると思っていても、実際にそれだけの損失を食らっても耐えられるのかは別問題でしょう。








そして、私は15%という損失を受けて、売ろうとまでは思わなかったものの、気持ちのいいものじゃないという感覚を持った。


こういう感覚を持つということは、リスクを取りすぎている証拠なんじゃないかと思っています。



下落や損失を歓迎できるようなポジション(現金を多く持つ)の方が健全な気がします。












私の影響を受けて、証券会社で口座を開設して投資信託で投資をしている友人がいます。



その友人は今年の初めころから積立とスポットを併用して投資信託を買い付けています。



投資しているのは、私と同じような国際分散型のバランスファンドです。



既に、200万円くらいは投資しているようで、最近含み益が10万円を超えたそうです。



彼が嬉しそうに、ちょっと興奮した様子でそのことを話すので、逆に心配になってしまいました。



含み益が10万円ということは、リターンはプラス5%くらいでしょう。



これくらいのリターンは全くの想定範囲内であり、逆にその倍くらいのマイナスを食らうこともよくあることでしょう。



そして、そのマイナスに心が揺さぶられるのなら、リスクを取りすぎていると思います。






マーケットが好調な時ほど、リスク許容度について考えた方がよいと思います。





不況時にリスクを取り過ぎていたと後悔しても、時すでに遅し。

身動きが取れなくなってしまいますからね。








でも、個人のリスク許容度というのは、知識や経験でも変わっていくものだとも思います。






私もワクワク、どきどきで資産運用を始めましたが、仮に始めてから一カ月後に300万円の含み損を抱えたら、耐えられたかどうかわかりません。






自分のリスク許容度というものを確認しながら、マーケットで生き残っていきたいです。





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プロフィール

カトヒレ

Author:カトヒレ
既婚、子供二人のアラフォー公務員です。節約&投資で50歳アーリーリタイヤを目指します。

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預金      1800万              投資信託   3000万          株、ETF     20万             保険       200万
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インデックスファンドをメインに、ETF、個別株にもちょこちょこ投資しています。定額積み立てもしていますが、暴落が来ても追加投資できるだけの余裕資金を持ちながら投資をしていきます。
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私なりのインデックスの解釈です インデックスとは指数のことです。指数には日経平均株価、TOPIX、ダウ、S&P500、MSCIコクサイなどがあります。投資信託で投資をすることで30か国の3000の会社の株価や債券の平均に投資をするということも可能です。要は一つの会社の株を買うわけではないので、素人でもプロと同等以上のリターンをすることを期待します。(その代り、大儲けもできない地味な投資です)私は、世界経済全体の成長を信じてますので、その成長に乗せてもらい、年間4~5%のリターンを狙いながら投資をしていくつもりです。目標資産は1億円です。
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